fan fiction

Triangler 別冊 ハマル

まぶた越しに感じる日の気配。直感的に色でたとえれば青になる、朝の風がSAIの頬を撫でた。本来の起床時間まで、幾分か余裕のあることが理解される。薄ぼんやりした頭は、以前龍水に「寝汚い」と数回指摘を受けたことを回想した。たまにはこんな日もあるも…

Triangler 別冊 フレンチキス

……すっごく失礼なこと聞いてもいい?歯切れ悪くが切り出したのは、七海SAIが龍水財閥のIT担当を渋々引き受けることが決まってすぐ。とある午後のことだった。*千空等が月より帰還してしばらく、世界各国を回っていたSAIも、ここ最近はインドア生活…

プラス ダイヤのA

小説御幸レンズの先確信ヒロイン水も滴る都合の悪い男白の便り不憫な先輩返答クライシス約束はいずこ ※バクマンパロらしくない大人アンダー ※R18少女のロマンス 沢村占術に手心  イラスト

鬼滅プラス 夜明けにつぐ

人の気配で眼を覚ます。瞼の重さに、嗚呼まだ自分はまどろんでいる最中なのだと、どこか冷静に考えながら、「もしもし」と耳馴染みのある声に起床を促される。正面には、高い天井。視界の右端に、ひらひら舞い踊る蝶の羽織。「おはようございます。二日間眠り…

腐 真手 猫と糸

赤い糸の語源は中国にあるのだという。元は邪気を祓うという意味合いであったとか、小指ではなく足首に巻かれていたとか、糸ではなく縄だったとか。異なる点はいくつかあるものの、誰も見たことはないのに、誰もがそれは赤い紐状の何かだと認知している状況は…